アーユルヴェーダには、鼻の穴にオイルを入れる【ナスヤ】と呼ばれるケアがあります。
効果は、首から上の不調すべてによい、と言われています。
シワ、しみなどの肌の不調、
のどの痛みや腫れ、
頭痛、
首のコリ、
物忘れ、
不眠、
眼精疲労、等々

方法は簡単です。
毎日のケアとして、誰にでもおすすめなのは、
手のひらにごく少量の太白ごま油を取り、綿棒か小指の先につけます。
それを、鼻の穴に入れ、もう片方の鼻を塞いで、鼻から吸い込みます。
綿棒であれば、鼻腔に塗るだけでもいいです。

鼻腔の乾燥を防いでくれるので、これからの季節にとてもいいです。
呼吸が楽になります。
鼻腔に湿度と熱を与えてくれるので、冷たい空気を吸い込んで体が冷えるのを防いでくれる働きもあります。

治療として行う場合には、片方の鼻に30mlほどオイルを入れるそうです。
そこまで入れるのは、素人では危険ですが
2~3mlぐらいであれば、ナスヤに慣れてきた人であれば試してみても良いと思います。

【ナスヤのやりかた】
頭が下がるように、仰向きになります。
背中にバスタオルをたたんだものを入れると、頭が下がりやすくなります。
横には、新聞紙などを入れたビニール袋を用意します。

スポイトか、小さいスプーンなどにオイルを取り、
片方ずつ鼻の穴に流しこみます。

そのまま、しばし横になっていると、
喉の奥にオイルや唾液、タンが溜まってきます。
決してそれは飲み込まないでください。
ある程度喉の奥に溜まってきたら、横になったまま
ビニール袋にそれを吐き出してください。

この時のコツは、『カァーーッ!!ペッ!!』とやることです(笑
駅のホームで、オジサンがやってるのを見たことある人も多いと思いますが、アレです。

体調や、入れたオイルの量にもよりますが
10分ぐらいは横になったまま、タンが出そうになったらカァーーッペッを繰り返してください。

その後も、10分ぐらいは起き上がって動くとタンが上がってきやすい状態ですので、
タンが上がってきたらカァーーッペッと出す。

落ち着いたら、うがいをして終わりです。

注意事項としては、発熱時はやらない、空腹時にする。です。

オイルを塗るだけのものは、食後すぐでなければ、それほど神経質にならなくても大丈夫です。

今日は、太白ごま油での方法をお伝えしましたが、
アーユルヴェーダには、ナスヤ専用の【アヌタイラ】というオイルがあります。

 

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人によっては、とにかく沁みるのが辛い、というひともいれば
別に平気、という人もいます。

わたしの場合、アヌタイラを使うとほぼ毎回吐きます。

別に、すごく苦しいとか、悪心(胸がむかむかする)といったものは無く、
スムーズにというか、それほど抵抗感が無く、水が出ます。
出た後はすっきりします。

アヌタイラの、喉の奥で感じる味は、かなり強烈です。
苦い、渋い、酸っぱい、ぬるい、なんとも言えません。まずいです。
それだけアーマ(毒素)が溜まっているのかしら…

そして、仕上げは軽い嘔吐。

それでも、しばらくするとまたやりたくなる。
深い部分で、すっきりした気持ちよさがあるんだろうなぁと思います。

こうして、諸々のアーユルヴェーダのケアの方法にハマっていっているのです。
 

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