本格的に秋めいてきて、肌の乾燥を感じるようになってきました。
ヴァータ体質で乾燥しやすいわたしは、ぼちぼち手足の乾燥を実感しています。
肌に塗ったオイルも、肌から吸収され、体内で消化されます。
そのためアーユルヴェーダでは、オイルマッサージは消化力に見合った頻度、時間に行うべき、という考え方です。
なので、食後すぐにはオイルマッサージはしませんし、
オイルマッサージ後の食事は軽めにすべし、と言っています。
なので、消化力が落ちる夏の間は、セルフオイルマッサージをあまりしないで過ごしていました。
これから秋~冬にかけては消化力が高まる季節です。
さらに空気も乾燥してきます。
秋~冬は、本格的にオイルマッサージをするのにベストな季節です。
オイルを消化する力が増え、さらに乾燥により油の性質をからだもこころも必要とする季節だからです。
冬になると肌が乾燥する、痒くなる、
目元の乾燥が気になる、小じわが気になる。
そんな人は、今からオイルマッサージを始めると、冬の肌状態がかなり違ってきます。
体質や体調、季節にもよりますが、太白ごま油で顔をマッサージするのも良いです。
スーパーで売ってる、数百円の太白ごま油を加熱処理したもので
マッサージするだけで、ボディクリームも、美容液も、不要になります。
もしくは、使う量がかなり減ります。
また、膝から下が固い、冷たい、浮腫んでいる、という人は
ぜひオイルマッサージを取り入れてみてください。
自分でもマッサージしやすい場所ですし、変化が出やすく、その変化も分かりやすい場所です。
日ごろの脚・足の疲れが軽くなります。
ふくらはぎの筋肉が良く動くようになることで、全身の血流の改善にもなります。
特に、ヒールのある靴を履く人は念入りに行ってくださいね。