ヴァータは、軽い、乾燥、冷たい、動く、速いという性質があります。
これらが、心や行動にどのようにあらわれるのかを見ていきます。
まず、軽くてよく動く性質があるので、よく動く・移動します。
特に用事が無いのに、外出したり、
カフェで勉強した方がはかどる、というのはヴァータタイプが多いです。
お喋りが好きで、いろいろな話題について話します。
(喋るときは、肺から口・鼻に空気の動きがあり、顔が動き、表情が動きます)
興味の対象が動くので、話題もいろいろなジャンルに及び、
新鮮さが大好きなので、新しいものが好きです。
明るく、陽気で、周りを楽しい雰囲気にさせる人が多いです。
日本の有名人だと、明石家さんまはワータ代表!って感じですね。
お喋り、不規則な歯並び、細い、よく動く。
まさにヴァータタイプ。
速い、という性質があるため、
何をするにもせかせかしたところがあります。
モノを覚えるのも速いけれど、忘れるのも速い。
気分がコロコロ変わりやすい。
という傾向もあります。
このタイプは、自分が一つのことにじっくりと長期間、安定して取り組めないことにコンプレックスを持ちがちです。
特に日本では、継続することに価値がある、という考え方があるので、なおさらです。
でも、このタイプは、もう飽きているのにやり続けることはとても苦痛だと感じます。
習い事でも、趣味でも、何かの作業でもそうです。
このタイプが何かを長く続けるためのコツは、『飽きない工夫をする』です。
飽きる手前で手を止める、
時間で区切って『もうちょっとやりたいな』で終わらせる。
複数を同時並行してやる。
ちょっと物足りない、まだもうちょっとやりたい。
こんな気持ちを敢えて持つ、というようにすると、
長期的に、飽きずに色々なことを積み上げていきやすくなります。