☆ドーシャとは
 

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ヴァータの整え方について、紹介します。

アーユルヴェーダでは、どんな場合でもヴァータを整えることが健康・美容のために必要だと説いています。
ヴァータは現代医学で言うと、自律神経系、ホルモン分泌の調整をしている部分に当たります。
なので、ここが整うと他のことも自然と整っていきます。


アーユルヴェーダでは、性質Aを整えたい(鎮静させたい)時は、
反対の性質である、性質Bを取り入れる、という考え方があります。

 

乾燥を鎮静させたいときは、油性
不規則性を鎮静させたいときは、規則性を、
熱さには、冷たさを、
重さには、軽さ
それぞれ当てはめます。


ヴァータの性質は、
乾燥、軽い、冷たい、不規則、動く が主です。

ということは、ヴァータを鎮めるには
油、重さ、温かさ、規則性、安定 が必要だということです。

これを、食事、運動、生活全体に応用させて考えていきます。

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☆油性を取り入れる
→オイルマッサージ、オイルうがい
食事に適度に油分を取り入れる

ヴァータの乱れに、オイルマッサージは効果てきめんです。


☆温かさを取り入れる
→温かいもの、火を通したもの飲食する
ハラマキをする、靴下をはく
湯船につかる


☆規則性を取り入れる
→決まった時間に寝る、起きる(休みの日でも)

 

☆安定を取り入れる
→長距離・高速の移動を控える
スマホやテレビを控える
騒がしい場所を控える

テレビやスマホは、いろいろな情報がわっとなだれ込んできます。
なので、神経系を刺激し(安定を無くさせ)、不安定にさせます。

 

湯船で温まって、体をよく拭いてから温かい部屋で、暖かいオイルマッサージをする。
その後、静かな部屋で、温かくして、とろりとして温かい飲み物を飲む。
好きな絵や写真をのんびり眺める。

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なんてことは、とてもよくヴァータを鎮めてくれます。


これから乾燥して、少し肌寒い季節になっていきます。
毎日は無理でも、お休みの日に、こんなふうに自分のために時間を使うのもステキですね。

 

 

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