キネシオロジーってどんなもの?
人はストレスを感じたり、思い出していると
実感や自覚は無くても、体はエネルギーの流れが悪くなって重たく、動きにくくなります。
ストレスに感じている事、解消したいことを思い浮かべた状態で
そのストレスがどんなふうに体に影響しているかを調べます。
(それを筋肉反射テストと言います)
14経絡という考えかた
中医学では、体に14の経絡と言う生命エネルギーの道があり、
14の経絡には、それぞれ対応している筋肉があります。
その対応している筋肉の、筋力の発揮され具合から
経絡の流れの順調さ、詰まり具合を調べていきます。
これを筋肉反射テストと言います。
人の体は、ストレスやトラウマに対して決まった反応をする
例えば、苦手な人Aさんがいたとします。
Aさんを目の前にすると、決まった体の反応があります。
呼吸が浅くなる、肩が挙がって猫背になる、視線が下に落ちる、など。
そういう時、意識には上らないにしても
脳は体からの重くて、窮屈で、イヤな感じだ、という信号をキャッチします。
そしてますます、Aさんを前にするとイヤな感じが強くなります。
脳が『Aさんだ、イヤだー』と判断すると、その信号を体全体が受け取り
そのイヤな感じの体の状態を作り出す。
そしてそれがまた脳にフィードバックされる…。
そういう時、生命エネルギーが枯渇した感じがありますよね。
実際に、からだ中に生命エネルギーを供給、循環させる経絡に不具合が起きているのです。
実際に筋肉反射テストを受けると、Aさんを思い浮かべた時は全然力が入らないのに
『宝くじで100万円あたった!』と言われるだけで、ぐんっと力が入って押されてもびくともしなくなったりします。
ストレス場面でも、経絡が順調に流れるようにする=ストレスと認識しなくなる
そんな悪循環、どうしたら?!
はい。そんな時のためのキネシオロジーです。
筋肉反射テストで、Aさんを思い浮かべるとどの経絡が詰まるのか、
どの経絡を調整すると14経絡が順調になるか(オンになる、と言います)を調べます。
それが特定出来たら、
・特定のポイントをごしごしと擦る、押し揉む。
・頭の特定のポイントに指をあてて2~3分じっとする
・キネシオロジー用に作られたアロマを嗅ぐ
・言葉を聞く
そうすることで、ストレス状態のこれから
こうへ!
なので、苦手だったAさんと会っても経絡が詰まらない=自然体でいられてストレスと感じないようになります。
そうなると、今までこわばった顔でしていた挨拶が、自然ににこやかになったりします。
そういう変化は相手にも伝わるので、相手からもちょっとポジティブなフィードバックが返ってきます。
それを受け取った自分もまた、良い方へ、リラックスする方へ変わってゆきます。
結果、職場の人間関係が大きく変わる。
そんなことが起きてきます。
少しずつ変わってゆく
キネシオロジーの良いところは、受けた後に少しずつ意識が変わってゆくところです。
少しずつ、気づきと一緒に、ゆるやかに変わってゆく。
【キネシオロジーで出来ること、セッションの流れ】
こちらも参照してください。
人がその人らしさを取り戻して変わってゆく時、
同時に過去の痛みが癒されてゆきます。
過去の痛みを癒すとは、『こんなに傷ついていたんだ』『こんなに悲しかったんだ』『こんなに怒っていたんだ』と
自分が蓋をしていた感情に気づいて、それを実感する、心底から感じる、その感情を抱きしめることです。
毎日がなんとなく楽しくない、という人は
押し込めている感情の量が、膨大である可能性が高いです。
自分の気持ちに気づくたび、他のいろんなことにも気づいていきます。
周りの人とのこと、受け取ること、与えること、
『傷ついた』としか思えなかった過去の出来事や人間関係の、全く違った側面を発見すること。
それがゆっくり起こることで、しっかり咀嚼、消化して、人生の血肉となってゆきます。
【キネシオロジーで出来ること、セッションの流れ】