今日はこの秋いちばん、湿度が低くて乾燥注意報が出たそうです。
確かに手足が乾いてきました。
そんな時にはオイルマッサージ!
乾燥をやわらげ、血行を良くして冷えを改善してくれます。
アーユルヴェーダでは、マッサージオイルには太白ごま油を勧めています。
その他のオイルも使いますが、薬用オイルもベースはごま油のモノがほとんどです。
ごま油は抗酸化作用が強い、体を温める、という作用が強くあります。
からし油も体を温めますが、季節や体質によっては熱すぎて湿疹ができる人もいます。
ごま油は、熱すぎるという心配も少なく、
スーパーでも買えるので手に入りやすく、安価です。
ですので、まずは太白ごま油を使用することがお勧めです。
生のごまを絞っているので、匂いもありません。
太白ごま油をそのままマッサージオイルとして使うと、少々重たいし抗酸化作用が弱いので、
いったん、加熱することが必要です。
太白ごま油を鍋などにあけて、中火で加熱します。
温度計があれば90度ぐらいになったところで、火を止めます。
この時点で火を止めても、余熱で100度ちょっとぐらいまで上がります。
温度計が無ければ、軽く香りがたつぐらいを目安にしてください。
この加熱時間と温度も、もっと高い方がいい、高すぎるとダメだ、などの諸説あります。
ですが、あまり神経質にならずとも良いのではないかと思います。
これ以上加熱するのは、家庭の台所では危険だというのもあります。
そのまま自然と冷まして、冷めたら容器に移します。
これをマッサージオイルとして使います。
頭、髪、体、オイルうがいなどに使用できます。
毎日の疲労回復や【若返り】のためのマッサージにはごま油が良い、とアーユルヴェーダは言っています。
その他のアーモンド、ココナッツ、アマニ、マスタード、などは
また別の目的があるときに混ぜて使ったり、単独で使ったりします。
ごま油じゃないとダメか?と聞かれることがあります。
ダメ、ということは全くありません。
手持ちのマッサージオイルがあるのであれば、ごま油でなくても、オイルマッサージしないよりしたほうがいいです。
ただ、ひとつのオイルで頭も、髪もマッサージで来て、うがいも出来る。
そして若返りの作用が強いのはごま油なので
用意できるのであれば、太白ごま油を使ってみてくださいね。
何より安いですし。
ちなみにわたしは秋~冬は大量に使うので
1650gのでっかいボトルか缶のものを3~4本まとめて買ったりしています。
一本当たり、大体2000円ぐらいです。
お顔の乾燥が気になる人、喉が弱い人、
ほうれい線やしわが気になる人には
特にオイルうがいがお勧めです。
オイルうがいは、太白ごま油がお勧めです。
抵抗がある人は、甘いにおいで口に含みやすいココナッツオイルで始めてもいいです。
とにかく用途が広いのが、太白ごま油のマッサージオイル、ケア用オイルとしての特徴です。
ぜひ一度、手元に置いてみてくださいね。
————————–
セッション&トリートメントメニュー