秋と言えば…
いろいろありますが、月がきれいに見える季節です。
春は花 夏ほととぎす 秋は月
冬雪さえて 冷(すず)しかりけり
という、それぞれの季節でけっこうなものを歌った歌の中に
秋は月、と詠まれています。
月は、アーユルヴェーダでは冷たい性質が強いものとされています。
アーユルヴェーダでは、寝つきが悪い時に月光浴をすることを勧めています。
一概には言えませんが、寝つきの悪さは過剰なピッタ(熱のエネルギー)が原因なので
それを冷たい性質のある月の光を浴びて冷ますことで、よく眠れるというわけです。
秋は、まだ夏の間に溜めた熱が過剰に残りやすい季節でもあります。
そういう季節に、外で月を眺めて熱を冷ます、というのは
とても理に適っている習慣だなぁと思います。
なんだか体温の調整がうまくできない、
寝付けない、
疲れやすい、
と感じている人は、5分程度の月光浴を楽しんでみてください。