アーユルヴェーダのハーバルオイルの紹介をしています。
今日は、滋養強壮のオイル、アシュワガンダタイラについてです。
アシュワガンダは、インドなどに生息するナス科の植物です。
それ単体でとても強い薬効性がある、素晴らしい植物です。
アシュワガンダとは、サンスクリット語で【馬の匂い】という意味です。
用いると、馬のようにパワフルになれる。
ということから、この名前が来ています。
主に強精作用、つまり生殖器を強くする作用があります。
アーユルヴェーダでは、
血漿、血液、筋肉、脂肪、骨、骨髄、生殖器の順番に作られていく、と言っています。
なので、強精作用があり、生殖器を強くするということは
他の組織すべてを強くする効果があります。
特に神経系によく働きますので
ストレスによる不眠の方のヘッドマッサージにはとてもよいオイルです。
ただ、基本的に排毒させるのではなくて
栄養を与える性格が強いオイルです。
なので、初回からアシュワガンダタイラをマッサージに使うことはあまりありません。
一定期間内に何度かオイルトリートメントを受けたことがある方、
もしくはセルフでのオイルマッサージを習慣にして数か月経っている方に
使用可能なオイルです。
2013年から医薬品に指定されてしまったため
アシュワガンダを含む製品が、非常に手に入りにくい状況になりました。
それだけ、薬効が高いと証明されたということですね。
こんなふうに、ちょっと濃い色をしています。
ちょっとクセはありますが
ハマる人は大好きになるオイルです。