少し前にSNSで広まった、こちらの記事。

「元気をもらう」の正体は心臓から出る電磁場 The Energetic Hear

心臓 磁場 オーラ 元気

 

 

 

 

 

 

 

 

オージャスと呼ばれる生命エネルギーは心臓にある。

そしてオージャスが多い人は、周りの人を元気にしたり、勇気づけたりする。
いわゆる『オーラがある』と言われるような雰囲気がある。
とても魅力的。
何をしてくれるわけでもないけれど
一緒にいて楽しい、心地よい、在り方そのものが魅力的だから、『また会いたい』と思わせる。

 

これを科学的に測定、検証した実験の論文と言えそうです。

 

論文によると、
心臓は体の中で最も大きな電磁場を形成しており、脳波計で計測できる脳波の振り幅の60倍にもなる。
また心臓の発する磁場成分の強さは脳が発する磁場成分の5000倍もあり、細胞組織に邪魔されることなく、1~2m離れた場所でも計測が可能。
これが「元気をもらうメカニズム」とは言い切っていないけれど、
規則正しい心臓の電磁波のリズムが周辺の人の体にも影響を与える、とは結論付けている。

 

 

最近の研究で、心臓と感情の繋がりが指摘されてきているそうです。

心臓の拍動などの波形の情報の中には
感情の情報が含まれている可能性があるとか。
 

 

 

 

 

 

左がイライラしている時の心拍の波。
右がポジティブな感謝の気持ちを感じている時。
 

こういう変化が、心臓から出る大きな電磁場によって周りの人にも影響を与える。


イライラしている人が1人いると、周りも何となくイライラ、そわそわします。
気持ちよさそうににこにこしている人を見ていると、周りの人もなんとなく気持ちがほぐれます。

そういういう、誰でも日常的に経験があることを
科学的に証明されたということは
とっても面白いですよね。

 

オージャスが沢山ある人は、日常的に気分が落ち着いていて、平安と優しさと親切心があります。

それは心臓から発信されていて、周りの人もそういう気持ちに同調させていく。
 

 

 

アーユルヴェーダでは、感情は肺に抑圧されていると言われています。

深い悲しみ、悲嘆(ヴァータ)は肺の上部に、
深い怒り、嫌悪(ピッタ)は肺の中部、
深い愛着、執着、強欲(カパ)は肺の下部に影響を与え、機能を低下させると言われています。

 


呼吸は、意図的に心拍を変えることが出来ます。

息を吸うと、心拍数は上がり
息を吐くと、心拍数は下がります。

意図的に、規則正しく呼吸をすることは
心拍数やその波形を規則正しくすることになります。
 

瞑想で呼吸を観察したり、呼吸法を行うのは
心臓が発している電磁場を整え、自分や周りにも平安や優しさ、親切心を呼び起こすためなのかもしれませんね。

 

 

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