10月4日
パンチャカルマDay3

 

やはり昨日見たムーンストーンが忘れられず、午前中にブルーへ行ってみる。
それと、やっぱりスリランカに来たら一つぐらいは何か宝石を買ってみたいと思った。

先日ショウウィンドウで見た大きくステキなムーンストーンは
『これはブルームーンストーン。ほら、青いシラーが入ってるでしょ。8590ドル

完全に予算オーバー。桁が違いすぎる。

『もっと小さいの見せて。値段も』


というわけで、小さめのムーンストーンを一つ購入。
よくある楕円形じゃなくて、まんまるいもの。
ドルで値段が書いてあるが、ルピーでも払える。
チェーンをおまけしてくれて、さらに少し値引きしてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日のメインイベントは午後からのトリートメントで行うナスヤ。

頭~首~肩のマッサージをし、ハーブボールで温められる。これは気持ちいい。
それが終わるタイミングぴったりに、トリートメント室にDrが登場。

パンチャカルマはDrが施すことになっている。
ちゃんとディスポのゴム手袋もして、衛生管理もばっちり。


ジェットウィングアーユルヴェーダパビリオンズには、アーユルヴェーダドクターが3人。
Dr.Dineshと、その奥さん、Dr.Koshala。

わたしのナスヤをしに来てくれたのはDr.Koshala。

 

 

 

 

 

 

 

 

『準備はいい?まぁ中にはすごく大変っていう人もいるけど、リラックスしてれば全然大丈夫だから!』みたいな
感じで、ノリが軽い。

このDr、夕方にレストランでジャージとTシャツでパスタ食べてて、こっちを見て『いいでしょ~』みたいな表情をしたりと、お茶目で明るい感じのDrだった。

ノリが軽くてちょっとチャラいな~、なんて思ってたが
後から合流したリトリートメンバーたちの中では、Dr.Koshalaが『いちばんステキ!』『優しい!』『少し日本語喋ってくれるし!』『マメで優しい!』と、とにかく大人気。

それをレストランにいたDr.Koshalaに伝えたら、ものすごく照れていた。
かわいらしい。
その姿を見てから、ちょっと印象が変わった。
チャラいなんて思っててごめんなさい。

 

そんなDrに、ナスヤ専用のオイルをスポイトで片鼻ずつ入れられる。
沁みるし、なんか不味い。
それでも奥まですするよう言われるので、すする。
ますます沁みるし不味い。

それが喉まで降りて来たら、体を起こして
ホームで『ガーっ!ぺっ!!』と痰を吐くおっさんのように口から吐き出す。

上手く吐けると、緑色のオイルが吐き出したものに混じってくる。

少しすると、ハーブ湯のスチームを吸う。
そうするとまた喉に降りてくるので、それを吐く。

 


落ち着いたら、『Once more Nasya,OK?』

また横になってオイルを入れて、すすりつつ体を起こし
『ガーっ!ぺっ!!』

それが終わったら、横になって頭のマッサージ。
でも頭を刺激されたり、横を向けられるとまた喉に降りてくるので
その度にマッサージを中断してもらってまた吐き出す。

向こうも慣れてるので、手際よく対応してくれた。


ナスヤをやった日は、シャワーは3時間後。
出来ればシャンプーはしない方がいい。
エアコン、扇風機もダメ。

 

プチ・ヴィレーチャナとナスヤが終わると、いよいよ明日からはシロダーラが始まる。

このナスヤで、鼻腔周りのアーマ(毒素)を取り除いてからシロダーラをしないと意味が無い。
シロダーラをやった日の夜は、必ず妙にリアルで変な夢~悪夢を見た。
しなかった日の夢とは、体感が違っていた。
やはり気軽にやるものではないなと実感した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルのビーチに入り込んでいた野良犬。
街に出るともっといる。

いぬも猫も、筋肉質でシュッとしていた。

 

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