アーユルヴェーダでは、病人、老人、子ども以外は
昼寝は良くない、としています。

食後に横になると、未消化物・毒素が溜まると考えられています。

むしろ、食後は軽く散歩するように言っています。

コレは迷信でもなんでもなくて、
現代医学的にも理に適っています。

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何か食べたら、血糖値が上昇します。

数分間は座って、その後軽く散歩するなどして筋肉を動かすと
血糖値は下がりやすくなります。

ですが、食後に昼寝をしてしまうと
通常よりも数倍の時間、血糖値が高いままになります。

血中の糖分が多すぎると、
血管系がダメージを受けます。

動脈硬化や高血圧、循環障害により末梢神経へのダメージが考えられます。

また、空腹と満腹感が分かりにくくなり
つい食べ過ぎたりして、太りやすくなります。
 
眠ってしまうことで、消化管も休んでしまって
食べたものが消化されるのに長時間かかります。

そうなると、なんとなく体が重いまま、という状態が長引きます。


どうしても食後に眠い、という時は
座ったまま目を閉じるようにしてみてください。
 
もしくは、昼食の後、軽く5~10分程度、
外を歩くようにしてみてください。

わたしも、昼食後に眠くて堪らなかった時期がありましたが、
そういう時はそもそもが”疲れすぎ”、”ストレスが多すぎ”でした。

休みの日は、昼食後に眠いなんてことはなかったです。

昼食後の眠気が耐え難い、という人は
もしかしたら、生活全体を見直す必要があるかもしれません。

 

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