☆ドーシャとは
☆ヴァータとは
☆ピッタとは
☆カパとは

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カパが乱れるときと、その症状についてです。

アーユルヴェーダでは、同じ性質を持つモノ、事柄が合わさると
その性質がさらに増加すると考えています。

例えば、重たい性質が多いカパの人が
重たい性質が多い食べ物を食べると、さらにカパが増えて(悪化して)いく、という考え方です。

 

そして、ドーシャを整える(鎮静させる、減らす)には
反対の性質を持つモノ、事柄を取り入れます。

カパの人は、動きや、新しい刺激を意識的に取り入れるようにすると
重たくなりすぎた心と体が活性化します。
新しい人に会う、行ったことがな場所に行く、などです。

 

カパが乱れる食べ物は
油、甘い味、塩、が含まれる食べ物全般です。

油はカパがとても増えます。
揚げ物、クリームを使った食べ物(シチューや生クリーム入のポタージュスープなど)チーズ、
マヨネーズ、オイル入のドレッシングなどです。

甘い味、とは、砂糖だけではなく
いわゆる糖質が多いもの、炭水化物全般です。
特に、精製した炭水化物はカパの人は避けた方が良いです。
(精製した小麦粉、白米(特に新米)、

乳製品も、油と甘い味が多いので
避けた方が良い食べ物です。

なので、洋菓子は、カパの人は基本的に食べない方がベストです。
クリームの油、精製した小麦粉、砂糖、と
カパが増える組み合わせです。
あとは、アイスクリームもカパが増える代表的な食べ物です。


カパの人は水も多いので、水分が多くて、とろりとしていて、甘い果物も
減らすか避けた方が良いです。
桃、メロン、アボカド、マンゴー、バナナ、生のいちじく、などです。

 

カパが乱れる事柄は、
*食べ過ぎ(特に甘いもの、油、冷たいもの)
*運動不足、
*眠りすぎ、
*溜めこみすぎ(モノ、食べ物、感情)
*寒くて湿った天気、
*残り物を食べる、
*他人に対して過保護、もしくは従属的になる、
*同じことをひたすら繰り返す生活、仕事をする、
などです。

 

カパが乱れると、こんな症状が表れます

*鼻づまり、痰がらみ、
*アレルギー症状(花粉症、ぜんそくなど)
*浮腫み
*体が重い、ダルイ
*体重が増える
*寒さと湿気が耐えがたくなる

*鈍感
*不活発
*倦怠感
*ぼんやりしている
*抑うつ(重たい感じ)
*過度に執着する(人、モノ)
*頑固、独占
*変化を嫌う

 

 

 

カパドーシャ

カパの体への表れ方

カパの心への表れ方

カパが乱れることと、その症状

カパの整え方

 

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