アーユルヴェーダの経典によると、いくつかの【してはいけないこと】があります。

それは、自分らしく健康な人生送るために【してはいけないこと】です。

 

食事、人間関係、儀式、性行為、態度、身なり等々について、
事細かに述べています。
 

なかなか興味深いのは、『見苦しい姿勢をするな』ということがちょくちょく書いてあることです。
明治維新前の日本みたい。

 

あと、『秘密』についての記述も多くあります。

女性に秘密を漏らしても、権威を与えてもいけない。

秘密を明かしてはいけない。
親族、親しい者、逆境の時に助けてくれた者、秘密を知っている者を追い出してはいけない。

他人の秘密を知ろうとしない。  

 

ちょっとしたスキャンダルで人生が大きく変わってしまうのは、今も昔も同じだったということなんでしょうか。

『他人の秘密を知ろうとしない』というのも、面白いですよね。

ヴェーダには『余計なことは言わない』という教えがあります。
要は、人との境界線をきちんを尊重し、守ることが
幸せな人生と人間関係には大切。と言うことなんだと思います。

ひとのことに首を突っ込んでないで、自分のするべきことをしなさいよ。と。
 

 

 

最後に、読んでいてとても励まされた部分があったのでご紹介します。

 

臆病でも、大胆すぎてもいけない。

すべての人を信頼してはいけない。すべての人を疑ってはいけない。

一日中、熟慮してはいけない。

行動すべき適時を先送りしてはいけない。

熟考せずに物事を始めてはいけない。

感覚に服従してはいけない。

不安定な精神に追従してはいけない。

理性と感覚器官に負担をかけすぎてはいけない。

引き延ばし過ぎてはいけない

 

アーユルヴェーダ さいたま市

 

 

 

 

 

 

 

 

怒りや歓喜の感情に負けてはいけない。

悲しみを引きずって生きてはいけない。

成功に傲慢になっても、失敗に落胆してもいけない。

つねに自分の体質(本質)を心に留めていなさい。

行動とその結果を確信し、行動を起こしなさい。

 

アーユルヴェーダ さいたま市

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の行動が無駄であったと思い込んではいけない。

勇気を無くしてはいけない。

中傷を思い出してはいけない。

 

 


読んでたらなぜか泣けてきました。

 

 

 

 

 

 

アーユルヴェーダはこんなふうに、生き方について言及している部分がとてもたくさんあります。
そういう部分を読むたび、すごく励まされて、勇気づけられる心地がします。

だから、アーユルヴェーダが好きなんだなぁ、と思います。

 

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