ある大きなつらい出来事がきっかけで 約7年間、感情が動かないままになっていた方からの感想です。

お悩み・セッションテーマ:
自信が持てない、正解が分からない、間違っていないか不安

最初は姉との関係修復のつもりが、話している内に感情に蓋をしていたことに気がつき始めて、
自分でも戸惑うような感情が色々こみ上げてきて、あの時は何を受け取って、どう変わったのかが
実感できないような状態でした。

長時間お付き合いくださいまして、ありがとうございました。

木代さんに体を触れられたときは、何の感情の動きもありませんでした。

ただ、無感情なのに涙がとめどなく流れるのが不思議でした。

この二週間ほどの間に気がついたことを書き留めましたので、そのままお伝えしますね。

施術当日
帰宅途中の電車の中で手指の温かさを感じる。
夏でも指先は冷たい時があるのに、あれからずっと変わりなく温かいままです。

 

5日後
友人と何気ない会話を交わして別れた翌日、突然その会話のシーンを思い出して
「もっと私を大切にして欲しい」という感情がわき上がり涙が止まらなくなる。
以前だったら日常のよくある出来事で、そんなことは思わないし、感じないことなのに。
感情の蓋があいたと思いました。

 

9日後
夫とのことを突然思いだす。
私は彼にどうして欲しかったのか伝えていなかったことに気がつく。
もっと、辛い、苦しい、わかって欲しいと伝えれば良かった。
そうしなかったことで、彼もまた寂しい想いをしていたのかもしれないと初めて気がつく。

 

12日後
カウンセリングの中で「私は孤独だ」と感じたと話したが、それは私自身の観念だと思った。私が作り出した世界で、もっと自分の感情に正直になっていたのなら、また違う世界が見えたのでは…と思えるようになる。

 

14日後
感情の蓋を開けるのが怖くてしかたがなかった自分に気がつく。
姉との関係は私が一方的に言われて、言い返せない。
いつも我慢している私がいる。でも、自分にもう我慢しなくてもいい許可を出さないと、姉も私の本当の気持ちが分からない。
それは、夫との関係と同じで、すべての人との関係にも共通すること。

木代さん、施術してもらった日、夢の中でもっとリラックスして感じたことを素直に出しなさいという声をききました。

たぶん、私の無意識に入ったんでしょうね。

自分の感情に正直に向き合うことは、自分自身を見つめて認めることだと思うんです。

子どもっぽいところも弱いところも…それができると、人の弱さも認められるようです。

今回の体験はその意味でとても有意義なものだったと思っています。

ありがとうございました。


ショックな出来事によって、とても感じきれない、処理しきれないような莫大な感情が生まれると
人は感情を麻痺させることでなんとか当座を生き延びようとします。
その麻痺した感情を、再度動かしていくのはほんとうに時間がかかります。
 

さいたま市アーユルヴェーダ
 

動かしていくタイミングは、ほんとうに人それぞれです。

悲しいはずなのに、怒っているはずなのに、辛いはずなのに、感じられない。
そんな麻痺させた感情を溶かして、自分で感じていく。認めていく。

知識としてそういう流れだと分かっていたって、辛いものは辛い作業です。

セッションと併せてオイルトリートメントを受けることで
今現在、体に溜まっていて、かつ体が排泄しようとしている分の辛い感情を
すばやく、ラクに流し出すことが出来ます。

なのでその後の変化も、速くてラクに起こります。
 

さいたま市アーユルヴェーダ 

 

この方の場合、もともと人に気を使う傾向が強く、
言いたいことをストレートに言ったりはしないできました。

気持ちを言わないでいると、段々と自分の気持ちが分からなくなり、見失います。

さらにショックな体験が感情を麻痺させて、より気持ちが分からない、言わない。
だから自分のことも、人のことも分からない。


少しずつ周りとの関係も、自分の感情も溶けていっていらっしゃいます。

 


 

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