10月6日
パンチャカルマDay6


前日のシロダーラのおかげか、また変な夢を見る。わりと悪夢寄り。
実家関係のドロドロした内容で、これまた妙にリアル。
 

この日は緩下療法(薬を飲んで下痢をさせる)ヴィレーチャナである。
ヴィレーチャナは、小腸の毒素を便として出す、というもの。

胃から上は、吐かせて出す。
胃より下は、便として出す。


朝4時55分にモーニングコールで起こされる。
そしてひまし油を大匙1杯ぐらいと、あのオレンジ~薄茶色のタブレット2錠を飲む。

お湯を飲んで、大腸を刺激しつつ、便意を待つ。

10分ぐらいで、最初の便意。
でもこれは通常のお通じ。お腹も痛くない。

薬を飲んでから1時間弱で、第一波がやってくる。
またゆるい固形状態~泥状便。
そして汗がものすごい。全身びっしょりである。
途中、休みもありつつ、腹痛と便意が2時間弱ぐらい続く。
この2時間の間に5回ぐらいトイレに行ったと思う。
最初はトイレに行った時間と形状をスマホにメモしていたが、段々それどころではなくなってくる。
 

7時半すぎに、一反腹痛と便意が収まり
ベッドの上で半ば気絶するように寝入ってしまう。


8時過ぎぐらいに、Dr.Deniskaから部屋に電話があり、体調と便の回数を聞かれる。
おおむね順調な経過らしい。


これで終わりなのかな~。な~んだわりと余裕~~。
なんて思っていたら、9時前に第二波がやってきた。
もう完璧に水である。
黄色~オレンジ色の水が出る。


ちなみに腹痛が始まったらお湯は飲まない。
喉が渇いてくるので水を飲むのだが、水を飲んだらまたすぐお尻から水が出る。
ぐぁぁ。

Day1の夜は、色のついていない水が出ていたが
この日はだんだん薄くはなってきていたが、最後まで黄色っぽい色だった。
これが過剰なピッタの色なのか…と朦朧としつつも考える。

そんなことも10時ぐらいにはほぼ落ち着いた。
そうしたらレストランに電話をして、キングココナッツジュースを持ってきてもらう。

写真を撮ろうかとも思ったが、それよりもはやくこの命の水をくれぇぇという気分だったので撮っていない。

これがしみる位美味しい。
少量の塩味がまたたまらない。
そしてこのジュースを飲んだら、お腹がすっと楽になった。
キングココナッツジュースには、過剰に動いている胃腸をなだめる効果があるのかもしれない。


食べられそうなら、このあとレストランでココナッツミルクのお粥が出るそうなのだが
それはちょっとパスしておく。


そして10時45分から診察とトリートメント。
診察はDr.Deniskaだった。

ヴィレーチャナの日は、基本的にトリートメントは10時45分か11時かららしい。

『その時間ではまだ体調が本調子でないだろうとは思うが、ヴィレーチャナのあと、午前中のうちにオイルマッサージをしておいた方が、よりデトックスになる。時間通りに来られたなんて、あなたパワーあるね!』だそうだ。


ちなみに同行者は、薬を飲んでから落ち着くまで7~8時間かかった人もいたし
2~3時間かかっても下痢が始まらず、追加で煎じ液を飲んでようやく効いてきたという人もいた。

トリートメント中は、お腹はすっかりおとなしくなっていた。

13時過ぎにレストランで玉ねぎとニンニクのお粥をもらう。
診察の時に、ニンニクは苦手だと言うと、お粥のニンニクは抜いてくれるという。
うっすらとニンニクの味やにおいはあるが、そんなに気にならない程度だった。よかった。

 

 

 

 

 

 

 


お昼ぐらいまでは、案外と体調は大丈夫だな、と感じたが
夕方になるとちょっと疲れが出てきた。

近くのお土産物屋さんで見かけたゾウのTシャツを買いに行きたい…。
うーん。
頑張れば行けるかな…。
と思うが、ここにきてまでそんなことで頑張る意味とは、と思い直し
この日はもう外出せず大人しくしていることにする。

この日の夜にリトリートメンバーが合流して、一気に大所帯になった。


 

 

 

 

 

 

 

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