9月30日
成田を11時ごろ出発する飛行機でコロンボへ。
10月12日まで、アーユルヴェーダパビリオンズでパンチャカルマを受けてくる旅である。
約10年ぶりの海外!
成田で何か軽く食べようと思ったが、思った以上に緊張しているのかカフェラテすらしんどい。
機内での浮腫み防止に就寝時用の着圧ソックスが良いと聞いたので、家を出るときから履いていくことにした。
結果、良かったと思う。
離陸すると、飲み物とスナック(4ミリ四方ぐらいの塩味のクラッカー)が配られる。
飲み物はトマトジュースを頼んでみた。
かなり塩味。
そしてライムの薄切りを入れてくれる。これは美味しい。
機内食はお昼と夕食の二回。
ホテルについてからも夕食があるとのことだったけど、少し夕食にも手を付ける。
空港に着くと、むわっと蒸し暑い!
海外に来たな~と感じる瞬間である。
両替は空港がいちばんレートがよいとのこと。
家に眠っていたドル紙幣があったので、それを両替。
360ドルぐらい両替したが、ちょっと多かった。
(宝石屋さんで150ドルぐらい使った)
ホテルの車が迎えに来てくれている。
確かトヨタのハイエースだった。
内装と、かかってる音楽がビミョーにヤンキーテイストなのがちょっと笑える。
ニゴンボにあるホテルへは、車で30分ぐらいで到着。
道の周りに立ってる看板やお店の色合いや光具合が、なんだかちょっと田舎の日本の国道とすごく雰囲気が似ている。
そしてアジア恒例、車線無視上等、車間距離って言葉はあるのかな?な煽り煽られな運転。
信号があまりないため、右折や合流は怖い。
バスの横をギリギリでトゥクトゥクがすり抜ける様はスリリングである。
近年、急激に経済発展しつつあるスリランカ。
鉄道や高速道路の整備や普及、道路の整備が全然追いついていないのに
車を購入する人は増えているので、渋滞がものすごいらしい。
特に、金曜日の午後はコロンボ周辺は大渋滞する。
帰りは金曜日で、コロンボ周辺を少し観光したのだけど、ほんとにすごかった。
道路や信号が整備されていない上に渋滞すると、とにかく急ブレーキに急発進・加速がすごく頻回になる。
酔い止め(車酔いの救世主、アネロンキャップ)を飲んでいたのに、ちょっと酔いそうな気配がするほどだった。
ちなみに車は日本の中古車が良く走っていた。
多分、7割ちょっとぐらいは日本車。
アクア、フィット、ワゴンR、ハイエース、ヴェゼル、マーチ、日産のバンも多かった。
あと、スズキのトラック。
ちなみに結構キレイで状態は良さそうなものがほとんど。
駐車場にいると、『ここは日本?』って錯覚しそうなほど。
ホテルに到着すると、レセプションの前にある灯篭のようなランプに、ひとりひとり蝋燭で火をつける。
そしてキンマの葉を手渡されるセレモニーをしてくれる。
ちょっと感動。
着いたらまたご飯。
うーん。
アーユルヴェーダって感じ。
中々美味しい。
食べ終わったら部屋へ案内してくれる。
わたし以外の3人は、前庭のあるヴィラ。
わたしは一月前に、1週間の予定を2週間にしたのでヴィラは取れず、クラシックルーム。
でもヴィラタイプより奥まったところにあるので、道路の音も聞こえなかったので良かったと思う。
ヴィラタイプは、セラピストやドクターが部屋に来てくれて診察やトリートメントが受けられるが
クラシックルームは自分が施術する場所へ行くことになる。
宅急便を待つのもソワソワして苦手なので、自分が赴く方がわたしには良かった。
ヴィラタイプはバスタブがある。
でも浴室が半屋外。
刺されやすい人はお風呂タイムはモスキートタイムにもなりかねないようだった。
部屋の差額はそれほどないので、どちらでもよいと思う。
ちなみにクラシックルームは、2人で泊まるにはちょっと手狭。
超ラブラブカップルか、中学生以下の子どもと親、以外は一人一部屋が快適だと思う。
シャワーは、ちゃんと熱いお湯は出る。
が、なぜか 熱い→適温→冷たいとぬるいの境目ぐらい→適温→ を繰り返して出る。
やはりボイラーの性能はいまいちな様子。
でも部屋によってはずっと安定していた、という部屋もあった。
冷たいまま、熱いまま、ということはないので
そこそこちゃんと浴びられます。
大丈夫。
シャンプーとコンディショナーはホテルの備え付けである。
でも使い続けると、めっちゃ髪がギシギシするので
(髪がオイルべったりになってもしっかり落とせるので、そうじゃない日にも使うと強すぎるのかも)
気になる人は日本から持参すると快適。
ドライヤーも備え付けのもので事足りました。
『壊れてつかえない!』という同行者がいましたが、数日後には新しいものを持ってきてもらえてました。
それと、何気に『え~~』とがっかりしたのが
掛け布団とかブランケットがなく、掛物がシーツのみ!
わたしは寝るとき、ある程度重みのあるものを掛けると安心するので
ちょっと寂しい感じになりました…。
なので数日は大きいバスタオルを一枚使わずに残しておいて、それも掛けてました。
でも頼めばブランケットを貸してくれた。
早めに言えばよかった。