食事で大切なことは、満足感を得ること

アーユルヴェーダは、食事をとても大切なものとして位置付けています。

食べ方や量、環境、何を食べるのか、調理法は、など
言及していることは多岐にわたります。

食事内容や環境など、トータルで食事は満足感を得ることが
幸せで、健康な人生を送るために大切である。と言っています。

どんな時に、食事を終えたあとに満足感や幸福感を感じますか？

作ってくれた人の愛情や気遣いが感じられる料理、
一緒にいて楽しい人、嬉しい人との食事、
そういう食事を終えた後、とても満足感と幸福感を感じられます。

たまにはジャンクなモノが食べたくなる時だってあると思います。
例えそんな食事でも、それで満足感や幸福感を感じられたら
それはそれで、幸せで健康な人生ためには有益な食事だったということです。
例えば、海外旅行から帰った後、
地元の駅のラーメン屋で食べたラーメンがめちゃくちゃ美味しく感じて幸せだった、とか。

『健康のために』とあまり好きでないものを摂ったり
サプリメントで補ったり
一緒にいて緊張する人と、お付き合いで食事をしたりしても
満足感や幸福感は得られないはずです。

食事を題材にした漫画や小説が沢山あるように、
人は食事にストーリーを持たせます。

そのストーリーが幸せなものであるように
日々を丁寧に過ごす。食事をする。

そうすることで、人生がちょっとずつ楽しく、幸せになる。

何を食べたらいいのか分からない、
食事を改善したいけど、なにをどうしたらいいのか分からない、
という人は、
『この食事を、この環境で食べて、自分は満足感と幸福感を得られるだろうか？』
『そのためにはどうしたらいいか？』
を考えてみるのも、いいと思います。

ちゃんと落ち着いた環境で、座って食べることかもしれないし
食後にお茶を飲むことかもしれないし、
誰かと一緒に食べることかもしれない。
買ってきたものを、容器から食べるのではなくて
気に入った食器に盛り付けたり、気に入ったお箸を使うことかもしれません。

ぜひ、幸せになるための食事、を考えてみてくださいね。  

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