アーユルヴェーダでは、果物は空腹時に、単独で食べるように、と言っています。

簡単に言うと、果物だけをおやつとして食べるってことです。
デザートとして食後に食べたり
ヨーグルトをかけたりしないで
果物だけ。

飲み物はお茶、紅茶か白湯が適当です。

牛乳は酸味を加えると凝固します。
凝固は、食べ物をより細かい構造物にしていく消化とは、反対の過程です。
なので、消化によろしくない。
よって、果物は特に乳製品とは一緒に食べないほうがよい。
果物にヨーグルトをかけるのは良くない、というのはこういう理由からです。

今の時期だと、柿がよく出回ります。
柿は渋みや苦みが強い果物なので、食べ過ぎは体が冷えます。
夏の終わり~秋にかけて、やや過剰になりがちなピッタを取り除くにはよい果物です。

 

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あとは、りんごもスーパーや八百屋でよく見かけるようになりました。
りんごも、アーユルヴェーダでは渋みがある果物として分類されます。
渋みは体を冷やす作用があります。
柿ほどは強い渋みはありませんが、肌が乾燥しがちだったり、コロコロした便秘になる人は
りんごは生ではなく、加熱したものを食べるようにしてください。

適当に切って、鍋にほんの少しの水と一緒に入れて加熱します。
りんごの水分が結構出るので、 その水分で蒸し煮にします。
りんごがくったりしたら出来上がりです。
もしくは、薄くスライスして、トースターで焼いても美味しいです。

加熱すると、体を冷やす作用が中和されます。
消化にも良くなります。
りんごはシナモンと相性が良く、シナモンは体を温める作用もあります。

日本では、果物を加熱する習慣が無い、という人もけっこう多いなと感じます。
わたしもアーユルヴェーダを知るまでは、果物に手を加えることはほとんどしたことなかったです。

でも、やってみると美味しいし、味にもバリエーションが出て面白いです。

ぜひ試してみてくださいね。  

 

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