段々秋が深まってきて、日中も動きやすくなりました。
何か運動でも始めようかしら、なんて人もいるかもしれません。
その運動は、趣味としてやるのか
健康増進の目的でするのかで、いろいろと違ってきます。
アーユルヴェーダでも、定期的な運動は勧めています。
けれど、基本的に激しいもの、息が上がるようなものは勧めていません。
健康維持・増進目的での運動は
サンスクリット語で、アルダヴィヤーヤシャクティ、
体力の半分の運動をするように、と言っています。
目安としては
*軽く息が上がる
*額にうっすら汗をかく
*少し喉が渇く
*体が温まってきて、よーしこれから動くぞー!って気分になる
そんな状態になったら、運動は終わりにします。
今の体調や体力に不安があって、より元気になりたい、
体作りや運動についてしっかり学んだことが無い、という人は
運動=歩く
と捉えてください。
もしくはラジオ体操でもいいです。
なぜなら、これがいちばん安全で、かつ効果が得られやすいからです。
負荷の大きな運動は、それなりに段階を積み、知識が無いと逆効果になってしまいます。
間違っても、いきなりジョギングとかしないように。
健康維持・増進のための運動なら、歩くのと、軽いストレッチ、ラジオ体操。
これを続けられれば十分です。
これ以外で、例えば友達と集まってサッカー、テニスみたいに運動を楽しむのは
健康増進というよりは、遊びやレクリエーションです。
もちろん、これはこれで、健康的で楽しい時間です。
ですが 運動=健康、ではありません。
健康の増進につながる運動と、それ以外の楽しみのためにする運動、というのは
共通する部部ももちろんありますが、違うものです。
さらに、競技としての運動、となれば
もっと違ってきます。
せっかくの気候の良い季節。
気持ちよく体を動かして、元気に過ごしたいですね。
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