ここ数日、ほんとうに暑いですね…。
わたしはピッタも多いので、暑いのはとっても苦手です。
夏はずっと引き籠っていたい…。
暑いからと、アイスドリンクをたくさん飲んだり
エアコンをガンガンにしたりすると
かえって怠く、辛くなりますよね。
分かっちゃいるけど、でも暑い!!
暑さでぼーっとする。
そんな時、アーユルヴェーダではスパイスの力を借ります。
消化機能を損なわず、むしろ促進しつつ、体内の余分な熱を取ってくれる。
代表的なものが、コリアンダーシードを一晩水に浸しておいて、その水を飲む、というもの。
葉っぱの部分は、パクチーと呼ばれます。
コリアンダーシードとは、パクチーのタネです。
タネと葉の部分では味が全然違っていて、
タネを浸した水は、爽やかさとほんのり甘い感じがあってとても飲みやすいです。
カリウムが通常の食品よりずっと多く、ナトリウムを排泄し体液を薄める効果があります。
貧血気味の人は飲みすぎに注意してください。
コップ一杯程度から始めてみてくださいね。
コリアンダーシードは、スーパーで買えます。
体は、その時々必要なもの、ぴったり合ったものを摂ると
そうじゃない時よりも美味しく、少し甘く感じる傾向があります。
例えば、わたしはトリパラ(トリファラ)の粉末を水に溶かしたものを朝晩飲んでいるのですが
これがそんなに美味しいものではないです。
アムラ
ビビタキ
ハリタキ
という3つの実の粉末です。
◆ トリパラ(トリファラ)はアーユルヴェーダに欠かせない ◆
美味しくはないけど、古典ではもうすごい勢いで絶賛されているハーブミックスです。
母がいなくてもトリファラがあれば子供は育つなんて言われるぐらいです。
整腸、排毒作用があり、ビタミンCがとても豊富。
パンチャカルマ中は、毎日朝晩にこのトリパラをはちみつで練って丸めたものが処方されました。
塩味以外の全ての味、甘い、酸っぱい、辛い、苦い、渋いが含まれていると言われています。
なので、その時々の体調によって、強く感じる味がすごく違うという
不思議なハーブミックスです。
これが、暑い時や、
春~初夏の紫外線が強くなる時期に長時間屋外にいた後に粉末を溶かしたものを飲むと
ふだんより甘く、飲みやすく感じるんです。
ストレスや紫外線で壊れたビタミンCを補ってくれているからなのでしょうか。
トリファラは、個人輸入のHPから購入しています。