アーユルヴェーダでは、それぞれのドーシャには【座】があると言っています。

【座】とは、そのドーシャがよく表れている体の部位です。

ピッタなら目、
カパなら鼻、
ヴァータなら

(他にもあるけど、また次の機会に)

なので、ヴァータが乱れている時は
耳をオイルでケアするとヴァータがよく鎮まります。

ヴァータの持つ、乾燥、冷たい、軽い、という性質を
オイルの油性、温かい、重い、という性質で鎮めるからです。

ヴァータが乱れている時というのは、

やたらと不安な気持ちになる、
消耗感が強い疲労、
肌が乾燥する、
寝つきが悪い、
便秘がち、ガスが溜まる、
のぼせ、
冷え、等々いろんな症状が出ます。

ヴァータはいちばん乱れやすいドーシャです。

人混みの中にいた、
色んな音が溢れる場所にいた、
屋外で強い風に当たった、
スマホやパソコンをした。

そんなことでもすぐ乱れます。
 
 

なので、仕事ででも、遊びででも出かけたり活動した日は
耳の穴の中にオイルを塗ったり
耳まわりをオイルを塗った手で軽くさする、揉むなど
ケアしてあげてくださいね。
 

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治療としては、カルナ・プールナというものがあります。
耳の穴の中をオイルで満たすというものです。


自分では中々出来ないですが…。

普段のケアとしては、耳の穴にオイルを少量塗るだけでも十分です。

ぜひ試してみてくださいね。

 

アメブロでも、解剖学的なことを交えて
耳ケアの効果について書いています。
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