アーユルヴェーダでは、
健康と幸せのために、どんな体質の人もすると良いことを
ディナチャリアと言っています。
今日は朝にすると良い習慣のひとつについてお伝えします。
それは、
朝、ベッドから出る前に
縁起の良いことを思い浮かべる。
起きてから縁起の良いものを眺める。
縁起の良いこと、というのは
気分が明るくなったり、楽しくなったり、嬉しくなるようなものです。
意識には2種類あります。
考えている、感じている、(五感からの感覚が)分かる、と感じている顕在意識と
通常は知覚出来ていない意識があります。
この、通常知覚できない意識の方を、潜在意識とか、無意識と呼びます。
そして、実際の人の行動は
潜在意識の通りになっているのです。
通常、この顕在意識と潜在意識の間には壁があります。
ですが、日中でも何かに集中している時、ぼーっとしている時、ただ目の前の景色をきれいだなーと感じている時。
そんな時、この二つの意識の間の壁が開いています。
そして、朝起きてすぐはこの意識の壁が
ほぼ開いていると考えられています。
なので、実際の行動の方向を大きく決定づける潜在意識に
楽しいこと、嬉しいこと、美しいことを印象付けることを繰り返すと
日々の行動もそれに沿ったものになり、
毎日が楽しく、嬉しいものになっていきやすくなります。
朝起きてすぐ目に入るのは、自分の部屋です。
なので、部屋をきれいにするのも大切なことです。
目覚ましの音も、ゆっくりと穏やかで
刺激が強すぎないものを用いてください。