太白ごま油のキュアリング（加熱処理）の温度について

アーユルヴェーダのマッサージオイルは、ごま油がベースとなっているものが多くあります。

薬用オイルとなると、入手先も限られるし、
値段も高くなります。

プレーンな太白ごま油であれば、スーパーでも買えますし、
約5000gで700円前後と、安価です。

これを、香りがたつぐらいまで加熱処理してから
マッサージやうがい、鼻腔や耳の穴に塗るなどして使います。

加熱処理した方が使用感が軽くなり、ベタつきが少なくなります。

また、加熱処理すると抗酸化物質が増え、若返りに効果的と言われています。
 

加熱する温度については、諸説あります。

絶対に一定の温度を超してはいけないとするものや、
200度ぐらいまで上げてもいい、むしろそのほうがいい、というものも。

インドやスリランカのごま油とは、成分や性質が違うので
こんなふうに諸説あるのかもしれません。

なんにしても、あまり高い温度まで加熱するのは
火事の危険性もありますので、避けた方が良いと思います。

温度計があれば、中火でごま油を温めて、
それで100度に届いたらすぐに火を消します。

（余熱で若干、温度が上がります）

わざわざ温度計を買うのが面倒であれば、
加熱していて軽く香りがたって来たら火を止めます。

加熱が足りないと、ちょっと冷たいというか、
使用感がもったり重たく感じられることがありました。

慣れるまでは、温度計があった方が安心かもしれません。

————————–

詳細は ■ こちら ■