冷えの原因は
食べ過ぎ、運動不足、物理的に冷やす。と書きました。

 

  • 食事のちょうどいい量はどのぐらい?

アーユルヴェーダでは、食べる量については、その人の両手で掬えるぐらいが適量。と言っています。

実際、これぐらいの量を食べると、腹8分目よりも少ないです。6分目ぐらい。
そして、人の胃袋はその人の握りこぶし1~1.5個分ぐらいの大きさですので、理に適っているといえます。

その量で、満足感(満腹感ではないのがポイント!)を得るためには
内容、場所、誰と食べるか、食べ方などが重要になってきます。
これについては、また後日(^^)

 

  • 満腹の時、体の中で何が起きてる?

胃袋に負荷をかけすぎない量を食べるということは、
胃の蠕動運動をスムーズにするということです。

小腸でも消化は起こりますが、主には吸収の働きです。

満腹感があるくらいまで食べると、胃はたくさんたくさんがんばって動かなくてはならないし、長い時間を動き続けなくてはなりません。

小腸へ送るまでに、なんとか頑張って消化しようともぞもぞ動いて、
たくさん消化酵素やホルモンを分泌しまくって。。。。

そうなると、胃袋も控訴を分泌する内臓も疲れます。

これが冷えの症状の一つでもある、全身の倦怠感にもつながっていきます。
 

 

  • 食べ過ぎをやめるには?

食べ過ぎを改善するには
*満腹感と満足感は違う、と理解する。
*腹6分目で満足感と幸福感を得る食事をするにはどうしたらいいのか?を考えてみる。
が良いです(^^)

わたし自身、「お腹いっぱいまで食べない」をほぼ日常でできるようになるまで、数年かかりました。
なので、時間はかかるかもしれませんが、ぜひ意識してみてほしいです。
コツは、この食事を幸福感を感じられるようなものにするには?
と考え、実践してみることです。

考え方かもしれないし、
一緒に食べる人、環境、内容かもしれません。
自分の中に神様がいて、その神様にお供え物をするとしたら?と考えてみるとイメージしやすいかもしれません。

 

アーユルヴェーダでは、幸福感を与えてくれる食事をサットヴァな食事だと言います。
サットヴァとは、慈愛に満ち、純粋なものという意味です。

毎回はもちろん難しいと思うけれど
幸せな食事をちょっとずつ人生に増やしていければ、とても素晴らしいことだと思います。

ワークショップでは、サットヴァな食べ物であるギー、りんご、シナモンを使ったおやつを召し上がっていただきます。
じんわりおいしい、素朴な味です(^^)

この記事を書いた人