アーユルヴェーダでは、ギーと言う精製バターをよく使います

普通に売っているバターは、鍋に入れて加熱しすぎると
焦げてしまいますよね。

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バターの中には水分のほかにもタンパク質が含まれているので
それが加熱され過ぎによって焦げます。

 
この、牛乳に含まれる油分だけを取り出したものが
精製バター、純粋な油、ギーです。


なので、乳糖不耐症の人でも
ギーであれば大丈夫、ということもあります。

 

純粋な油であるということは、
摂取した後、体の中で不純物が残りにくく、
油の良い働きが強調されやすい、ということです。

油は、
感情を落ち着かせ、
皮膚や体全体にうるおいと栄養を与えます。

脳を含め、神経系やホルモンには脂質が欠かせません。

それをよく補うので、記憶力が良くなると言われています。

便が固い、コロコロしている、という人の便秘解消にも役立ちます。


また、視力にも良いです。

ご自分で目のケアをされる場合は、
(特に市販の無塩バターから手作りしたギーの場合)
まぶたにうすく塗る程度にしてください。

特に手作りギーの場合は
どの程度まで不純物が除去しきれているのかが未知数なので
目に入れるのは止めておいてください。

料理に使っても、コクが出て美味しくなります。

調理油として使うと、ちょっとクセが強すぎると感じますので
調味料として、少量使うようにしてみてください。

人によっては乳臭すぎる、と感じるようですが
わたしは結構好きで、小腹が空いたときにスプーンで瓶からほじって食べたりします。

同じことをバターでしたら胸焼けするだろうなぁと思うのですが
特に重たくなったりはしません。

乾燥しやすい、ワータ体質だからかもしれません。

 

 

 

そんなギーの入手方法ですが、
日本だとまず市販されていません。

なので、無塩バターから作るか、
通販するか、が主になります。

 

最近はVitacostというアメリカの通販で買うことが多いです。


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Vitacostは他にもいろいろとアーユルヴェーディックな品物を扱っていて、
けっこう楽しいです。

 

Vitacostの利用方法は ◆こちら◆ を参考にしました。

 

 

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