アーユルヴェーダの体質診断を受けると、ほとんどの人はふたつのドーシャの複合体質です。

◆ 体質チェック

 

◆ ヴァータ・ピッタ、ピッタ・ヴァータ

◆ ピッタ・カパ、カパ・ピッタ

◆ カパ・ヴァータ、ヴァータ・カパ

 


それぞれのドーシャで、良いとされる食べ物、食事が違う場合がけっこうあります。

 

 

例えば、ヴァータとピッタの組み合わせ


ヴァータタイプに合う食べ物は、甘い味の食べ物、食事です。

◆ 6つの食べ物の味


米、小麦、砂糖、サツマイモ、ココナッツ、トウモロコシ、よく熟した果物などなど。
糖分・炭水化物が多い食べ物です。


カパ体質や、カパ的な体の重い時以外は
糖質を制限する食事は無闇にしない方が良いです。

これはピッタにも合う食べ物です。

アーユルヴェーダ 味 甘い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァータには必要だけれど、ピッタにはあまり摂り過ぎは良くない食べ物、食事は
酸っぱい味です。
 

アーユルヴェーダ さいたま市 味 酸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァータもピッタも上がる、辛味。

アーユルヴェーダ 味 辛い さいたま市

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウガはピッタを上げず、消化力を高め、
ヴァータタイプに多い、お腹のガスを抑制してくれます。

それ以外の唐がらし、ニンニク、生の玉ねぎは
このタイプは控えめに。
嗜好品ぐらいに思っておいても良いです。

 

 

ピッタには必要だけれど、ヴァータにはあまり良くないものは、苦い味と渋い味。

アーユルヴェーダ 味 苦 さいたま市

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴーヤなんかは分かりやすく苦いですね。
苦い味はピッタ(熱)を下げるので、夏には良い食べ物です。
夏の食事には、どんな体質も苦味の食べ物は大目に取り入れると
よぶんな熱を取り除いて快適さが増します。

 

アーユルヴェーダ 味 渋 さいたま市

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと分かりにくいけれど、渋い味。

食べるとガスが発生しやすいので、ヴァータタイプが食べるときは
加熱して、適量の油分とスパイスを使います。


ヴァータタイプは渋い味を好む人が多いです。
特に華奢さが目立つほどヴァータが強い人は、苦い味や渋い味を好みます。

疲れや恐れ、不安が強い、という場合は、
ちょっとこれらの味を減らしたり、
生で食べることは避けてみてくださいね。

 

 

 

基本は体調と季節に合わせる。その上で、一定期間ずつ交互に摂る 


アーユルヴェーダのケアは、なんでも
体調と季節・気候にあわせる。その時々をよく鑑みる。


その上で、おおよそ一ヶ月程度を目安に
ヴァータ体質に合わせた食事、ピッタ体質に合わせた食事、と交互に比重を変えていく。


これはスリランカでパンチャカルマを受けた時、ドクターにそのように教わりました。


あまり極端にガラッと変える必要ないと思いますが、
こういう方法もある、と参考にしてみてください。

 

 

 

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