アーユルヴェーダでも、食事は五感が満足するように食べることが
消化・健康・幸福のために大切だと言っています。

これはアーユルヴェーダに限らず、いろんなメソッドでも伝えていることですね。

先日読んだ本で
「味覚は、香りが6割、舌で感じる味は4割」
という記述がありました。

確かに、風邪などで鼻がつまると『味が分からない』という体験をした人は多いと思います。

嗅覚は、食事の満足感を大きく左右している。
ということは、体験として
みんな分かっているんですね。

 

【顔】は、五感の全ての入り口がある場所です。

食事は、
で見て、
香りを楽しみ、
食材ごとに違うを聴き、
喉越しや咀嚼する感覚を感じ、
舌で(甘、酸、辛、塩、苦、渋)を感じる。

このように五感のすべてを使う行為です。

 

盛り付け

 

 

 

 

 

 

 

 

 


もし、食事の時に五感すべてに集中したら
とてもじゃないけどテレビは邪魔になるし
好きじゃない人が隣にいたら集中できないし
お喋りに熱中しすぎても食べられません。

そのためか、アーユルヴェーダの古典では、
食事は一人で、静かな場所で、集中して食べること、
という記述があるぐらいです。
 
 
 
しかし、なぜ五感に集中して食べるのが大切なのかと言うと
それは【満足感を得るため】です。 
 

だから、ひとりで食べるよりも
気の合う人と軽いおしゃべりをしながら
食事を通して刺激される五感にも意識を向けてみる。 
 
 
そのぐらいの気の持ち方の方が
美味しく、楽しい食事の時間が過ごせると思います。
 
 
 
今日から食事の時は
五感を意識してみてくださいね。

きっと、食後の体の軽さや満足感が違ってくるはずです。
 
 

 

この記事を書いた人